シリア政府「トルコは危険」 渡航自粛を自国民に勧告

トルコ各地で警官隊とデモ参加者が衝突

2013.06.03 Mon posted at 15:57 JST

(CNN) シリア外務省は3日までに、反政府デモの続くトルコへの渡航は安全上の問題があるとして、自国民に対して渡航しないように勧告する声明を発表した。

声明では、「この数日間で悪化しているトルコ国内の複数の都市の治安状況や、平和的な抗議者に対するエルドアン政権による暴力行為」により安全性に問題があるとして、自国民に対しトルコに行かないように勧告している。

シリアとトルコはかつて緊密な関係を築いていたが、シリア内戦の影響で対立が深まった。トルコのエルドアン首相はシリアのアサド大統領の退陣を求めている。

トルコは3万人を超えるシリア難民を受け入れ、反体制派の拠点にもなっている。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。