事件後も授業やパーティーに出席 ボストン爆破の容疑者

ジョハル・ツァルナエフ容疑者(左)と兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者

2013.04.21 Sun posted at 13:22 JST

(CNN) 米ボストン・マラソン爆破テロで拘束されたジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)は、事件後も普段通りに大学の授業や友人とのパーティーに出席していたことが分かった。

ジョハル容疑者が在籍するマサチューセッツ大学ダートマス校の学生らによると、同容疑者は事件が発生した15日以降も、18日まで毎日授業に出ていた。

ある女子学生が匿名で地元紙に語ったところによれば、17日の夜には学内のサッカー仲間とのパーティーに参加し、リラックスした表情を見せていたという。

同容疑者が住んでいた学生寮では、米連邦捜査局(FBI)が18日に公開した手配写真を見て、学生らが「ジョハルかもしれない」「いや、あり得ない」と冗談を飛ばし合ったという。

19日未明までに同容疑者の兄、タメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)が警察との銃撃戦後に死亡。キャンパスに冗談を言う者はいなくなった。大学はウェブサイトで「手配中の容疑者は本学に在籍する学生であることが分かった」とのコメントを発表し、キャンパス閉鎖と学生の自宅待機を指示した。

ジョハル容疑者は19日、血まみれで民家の庭に潜んでいるのを発見され、同日夜に拘束された。病院で治療を受けているが、連邦当局者によると、のどの負傷で話ができる状態ではないという。

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