バレンタイン人気はベーコンチョコ? 検索に見る今年のトレンド

画像=Google

2013.02.14 Thu posted at 15:17 JST

(CNN) バレンタインデーのプレゼント選びは難しい。意中の相手は定番のバラの花束やチョコレートを喜んでくれるのか。それとも手料理でロマンティックな演出をした方がいいのか。

疑問に思ったらインターネットで調べるに限る。

検索大手の米グーグルがまとめた過去30日の検索動向によれば、ネット上では男性のためのプレゼントを探す人の方が、妻やガールフレンドのためのプレゼントを探す人よりも多かった。

交際が浅いカップルほどネットに頼りがちな傾向も判明。「ガールフレンドへの贈り物」の検索件数は「妻への贈り物」の検索件数を59%上回り、「ボーイフレンドへの贈り物」の検索件数は「夫への贈り物」の検索件数より292%も多かった。

プレゼントの内容はやはり花と食べ物が主流だが、ある程度の創造性も垣間見える。検索件数が多かった花は、バラを筆頭にラン、ユリ、チューリップ、カーネーションの順だった。

スイーツではプレーンチョコが一番人気で、ダークチョコよりもミルクチョコの方が人気が高い。過去1カ月で「ハート形のケーキ」の検索回数は4900%の激増、「ヘルシーなチョコレート」は110%増えた。

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昨今の世相を反映して、米国で流行の「チョコレートベーコンクッキー」の検索は7%増、健康志向の「グルテンフリーのチョコレート」は5%増。「バレンタインビール」も前年比で40%増えた。

贈る相手が人間だけとは限らない。ペットへの贈り物を探す人も過去1カ月で増加した。ただし猫には残念な結果で、「犬のための贈り物」の検索件数が、「猫のための贈り物」の検索件数に比べて240%も多かった。

米モバイル関連企業SOASTAが米国人を対象に実施した調査によれば、バレンタインにeカードを贈るという米国人は、回答者の3分の1に上った。デジタルカードは特に35~44歳の男性の間で人気が高く、贈る相手は配偶者が最多だった。それに比べると、恋人にeカードを贈る人という人は大幅に少なかった。

eカードを贈る人のうち、35%がお礼の言葉を期待し、19%はeカードの返事を期待。性的関係を期待するという回答者も10%いた。

グーグルの検索動向には、カップルの関係が改善する傾向も見てとれる。プロポーズの仕方についての検索件数はこの1カ月で66%増える一方、「別れる方法」の検索は昨年に比べて15%減、「別れる時のアドバイス」は33%減、「離婚」は41%減だった。

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