写真特集: コンゴで新種のサル発見か
レスラのイメージ図 (C) Kimio Honda
2012.09.13 Thu posted at 11:51 JST
研究チームがアフリカのコンゴ(旧ザイール)で新種のサルを発見した。コンゴ中部ロマミ盆地の森林に生息するオナガザルの一種で、大きな目とピンク色の顔、ふさふさした黄金の毛を持つ。フクロウグエノンに似ているが、外見に大きな違いがあるという。コンゴの森林を調べていた調査団が、近隣の集落で見たことのないサルが民家につながれているのを見つけた。森で母ザルがハンターに殺された子ザルを、地元の少女が引き取り、ペットとして飼っていたという。このサルは地元の人たちの間で「レスラ」と呼ばれ、ハンターにはよく知られた存在だという
レスラの頭蓋骨(右)とフクロウグエノンの頭蓋骨 (C) Plos One
フクロウグエノン(左)とレスラ (C) Noel Rowe and Maurice Emetshu
レスラが生息している森林はこれまでほとんど学術調査の対象になったことがなかった (C)Maurice Emetshu
地元の少女に引き取られたレスラ (C) John Hart
地元のペットとなったレスラ (C) John Hart
レスラのイメージ図 (C) Kimio Honda