サイやイモリ、カエルなど 絶滅の危険性が高い生物

カイザーツエイモリはイランのザグロス山脈に生息する。ペットにするのは違法だが、取引によって成体の個体数は1000匹に満たない=Zoological Society of London提供

2012.09.12 Wed posted at 12:36 JST

 世界自然保護会議(WCC)が開催され、絶滅する危険性が最も高い生物100種類を挙げた初のリストが発表された。密猟や生息地の減少によって絶滅の危機にさらされている動物の一部を紹介

カイザーツエイモリはイランのザグロス山脈に生息する。ペットにするのは違法だが、取引によって成体の個体数は1000匹に満たない=Zoological Society of London提供
ムカシガエルはニュージーランドの一部などに生息しているが、自然環境にどのくらい生き残っているかは定かではない=Zoological Society of London提供
ジャワサイはかつて東南アジアの多くの森で見ることが出来た。しかし、今ではジャワ島の国立公園に100頭未満が生息するだけとなった=Zoological Society of London提供
ヘラシギは狩猟や越冬地の開発によって絶滅の危機に瀕(ひん)している。つがいの数は世界全体で100組未満と見られている=Zoological Society of London提供
ピグミーミユビナマケモノは中米パナマの一部にしか生息しておらず個体数は500匹に満たないという=Zoological Society of London提供
海南テナガザルは中国・海南島に生息。成体は20匹未満と見られている=Zoological Society of London提供
ヒロラはアフリカのケニアやソマリアの一部で身られる。生息地の減少や密猟によって生息数は1000頭を切っている=Zoological Society of London提供
セーシェルサシオコウモリはインド洋の島国セーシェルの2カ所の洞窟にしか生息しておらず成体は100匹程度しかいないと見られている=Zoological Society of London提供
スマトラサイの生息数は現在250頭未満でインドネシアやマレーシアで見られる=Zoological Society of London提供
ドンベア・モーリシャスはインド洋の島国モーリシャスで見られる。しかし、開発や外来種などによって絶滅の危機にある=Zoological Society of London提供
トルコのアジュ湖周辺の泉にだけ生息しているトゥースカープ=Zoological Society of London提供
西オーストラリア・アンダーグラウンド・オーキッドは自生地の95%が破壊されてしまった=Zoological Society of London提供

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