インド総選挙の日程発表、来月19日から投票

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選挙に向けた準備が進む与党・インド人民党の選挙事務所=16日、インド南部チェンナイ/R.Satish Babu/AFP/Getty Images

選挙に向けた準備が進む与党・インド人民党の選挙事務所=16日、インド南部チェンナイ/R.Satish Babu/AFP/Getty Images

(CNN) インドの総選挙は来月19日から投票が始まり、6月4日に開票されることになった。選挙管理委員会が16日、首都ニューデリーでの記者会見で日程を発表した。現職のモディ首相が3期目続投を目指している。

インドは人口14億人、有権者が9億6000万人を超え、世界最大の民主主義国家と呼ばれる。投票は7回に分けて、6月1日まで実施される。

議会の定数は545で、このうち大統領が任命する2議席を除いた543議席が争われる。

モディ氏が率いる与党、インド人民党(BJP)が過半数の議席を確保し、今後5年間も引き続き政権を握るとの見方が強い。

モディ政権下で同国の経済は急速に成長してきたが、ヒンドゥー至上主義を掲げる強権的な政策により、少数派が抑圧されている。

かつて長年にわたり政権を担った最大野党の国民会議派は昨年、ほかの政党と野党連合「INDIA」結成した。しかし連合内部で早くも亀裂が生じ、モディ氏に対抗する首相候補も擁立できていない。

2019年の前回総選挙ではBJPが単独で半数を大幅に超える303議席を獲得し、国民会議派は大敗を喫していた。

選管によると、今回登録を済ませた有権者は9億6880万人と、19年より6%増加している。

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