米軍、オスプレイ全機の飛行停止 屋久島沖の墜落から1週間

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米空軍機CV22オスプレイ=9月18日、ラトビア・リガ空港/Bernd von Jutrczenka/picture alliance/Getty Images

米空軍機CV22オスプレイ=9月18日、ラトビア・リガ空港/Bernd von Jutrczenka/picture alliance/Getty Images

(CNN) 米空軍機CV22オスプレイが屋久島沖で墜落した事故から1週間がたった6日、米軍がオスプレイ全機の飛行を一時的に停止させると発表した。墜落機に搭乗していた空軍兵8人は全員が死亡した。

米空軍特殊作戦司令部の発表によると、調査が続く間のリスク回避を目的として、トニー・バウエルンファインド司令官が空軍CV22航空隊の「作戦停止」を命じた。海軍航空システム司令部も同日、CV22の墜落に関する調査が行われる間、慎重を期すために海軍と海兵隊のV22オスプレイの飛行を停止すると発表した。

海軍の発表によれば、これまでの調査の結果、資材の故障が原因で事故が起きた可能性があることが分かった。故障の根本原因は現時点で分かっていない。

捜索救助活動を行う海上保安庁=11月30日、鹿児島県屋久島沖/Kyodo/Reuters
捜索救助活動を行う海上保安庁=11月30日、鹿児島県屋久島沖/Kyodo/Reuters

沖縄県は事故の直後からオスプレイの飛行停止を求めていた。しかし米国防総省は、オスプレイ飛行停止の正式要請はなかったとしている。

墜落したオスプレイに搭乗していた空軍兵は、8人のうち6人の遺体が収容され、3人の身元が判明した。

空軍特殊作戦司令部は6日、人員収容作戦を切り替えて、残る機体の残がい回収に力を入れると表明した。

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