人質になったイスラエル姉妹、解放後に知った母の死

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50日間の拘束から解放されたノアム・オルさん(左)と妹のアルマさん/Hostages Missing Families Forum

50日間の拘束から解放されたノアム・オルさん(左)と妹のアルマさん/Hostages Missing Families Forum

(CNN) イスラエルで先月イスラム組織ハマスの人質になり、25日に解放された姉妹を待っていたのは、母が殺害されたという知らせだった。

ノアム・オルさん(17)と妹のアルマさん(13)は先月7日、ハマスの攻撃を受けた地元の集落から拉致され、パレスチナ自治区ガザ地区で50日間拘束されていた。

離れ離れになった母と再会する日を夢見て耐え抜いたが、その夢は一瞬にして砕け散った。

フィリピンにいる母方のおじはCNNのインタビューで、「2人の母親は先月7日に殺された」と語った。親族は当初、姉妹と母が一緒に連れ去られたと思っていたが、そうではなかった。

姉妹がガザからの境界を越え、祖母や兄と再会した時、最初に知らされたのが母の死だった。「2人にとって本当に悲しく衝撃的な瞬間だった」と、おじは振り返る。

姉妹の父もガザ地区で拘束中とみられるが、安否は今も確認されていない。

イスラエルとハマスによる4日間の戦闘休止合意は27日、さらに2日間延長された。人質の解放が進むにつれ、家族を通して拘束中の経験などが少しずつ明らかになっている。

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