ウクライナ西部リビウの倉庫に攻撃、作業員死亡 人道物資300トン焼失

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ロシア軍のドローン攻撃によって損壊した倉庫=19日、ウクライナ西部リビウ/Press service of the State Emergency Service of Ukraine/Handout/Reuters

ロシア軍のドローン攻撃によって損壊した倉庫=19日、ウクライナ西部リビウ/Press service of the State Emergency Service of Ukraine/Handout/Reuters

(CNN) ウクライナ西部リビウのサドビー市長によると、同市に19日早朝、ロシア軍のドローン(無人機)による攻撃があり、倉庫の作業員1人が死亡、大量の人道支援物資が焼失した。

サドビー氏は攻撃で大規模な火災が起きた現場に立ち、カトリック系のNGOカリタス・スペスの倉庫が攻撃を受けたと述べた。

同氏によると、作業員の遺体はがれきの下から見つかった。倉庫には約300トン、数百万ドル相当の人道支援物資や車両が保管されていた。

同氏はNGOの責任者から聞いた話として、最近リビウに届いたばかりで国内各地へ送る予定だった冬物の衣類や靴、発電機、食料、軽工業品が燃えていると語った。

リビウ州のコジツキー知事はこれに先立ち、同市へ向かっていたロシアのドローン15機を撃墜したが、残る3機が防空網を逃れ、複数の倉庫に命中したと発表。攻撃による火災の焼失面積は9000平方メートルに及び、少なくとも2人が負傷したと述べた。

コジツキー氏は破壊された倉庫について、一般の産業用で軍用品は一切保管されていなかったと強調した。

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