不明マレーシア機、捜索打ち切り 家族から失望の声

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不明機のものとみられる破片

不明機のものとみられる破片

同機は14年3月8日未明、クアラルンプールから北京へ向かう途中で交信が途絶えた。軍のレーダーによると本来のルートから大きく外れて西に大きく方向転換し、さらに南へそれてインド洋上空を飛行したとみられる。

昨年7月には、機長が自宅のコンピューターでこの経路とほぼ一致するフライトシミュレーションを行っていたことが確認された。

不明機のものとみられる破片の報告は、これまでにアフリカ沿岸部などから20件以上寄せられたものの、機体の大部分はまだ見つからないままだ。

ATSBは回収された翼の残骸を分析した結果として、機体が制御不能な状態で急降下したとの見方を示した。

機内での火災や気圧低下で乗員乗客が全員意識不明になり、機体がそのまま数時間飛び続けていたとの説も浮上したが、墜落原因のなぞは今も解けていない。

航空専門家のピーター・ゴールズ氏は昨年11月、CNNとのインタビューで「将来、海底を捜索する技術が飛躍的に進歩すれば機体は見つかるだろう。だがそれは何十年も先のことだ」と語った。

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