アレッポ、政府軍攻勢で市民の殺害報告相次ぐ 決死の避難も

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アレッポ、最前線から決死の避難

(CNN) シリア政府軍が反体制派地域の制圧を進めるアレッポ東部で、反体制派系の市民が殺害されたとの報告が相次いでいる。人道状況の悪化を受け、現地で活動する人道支援団体が国際社会に助けを求めている。

反体制派団体「アレッポ・メディア・センター(AMC)」の活動家が12日、CNNに語ったところによると、これまでに殺害された市民の中には、反体制派「自由シリア軍」のメンバーと親戚関係にある女性や子どもも含まれている。

在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(SOHR)」は「殺戮(さつりく)が絶え間なく繰り返されている」と指摘し、多数の市民が虐殺されているとした国連の報告を裏付けた。

仏NGO、医療救済機構連合(UOSSM)は現地の医療チームの話として、若者が殺害される例が特に目立っていると報告した。

アレッポ在住のジャーナリストがCNNに語ったところによると、市民は政府軍の進攻で家を追われ、恐怖におびえながら路上で眠る生活を強いられている。

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