国連安保理、アレッポ停戦案を否決 中ロが拒否権行使

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アレッポでの停戦を求める国連決議が中ロの拒否権行使で否決された

アレッポでの停戦を求める国連決議が中ロの拒否権行使で否決された

シリア北部アレッポ(CNN) 国連安全保障理事会は5日、支援物資搬入のためシリア北部アレッポでの戦闘の停止を求める決議を採決したものの、ロシアと中国が拒否権を行使した。採決に先立っては、米国とロシアの間で激しい議論が展開された。

シリア政府はアレッポ東部に進入した政府軍を支援するため、依然として同地への攻撃を続けている。この攻撃は、4年にわたり反体制派が掌握してきたアレッポ東部の支配権奪還に向けた作戦の一環として行われているもの。

5日には反体制派がロシア軍の開設した臨時の医療施設を攻撃。ロシア国営メディアが同国国防省の発表を引用して伝えたところによると、この攻撃で医療従事者1人が死亡した。

複数の活動家団体によると、政府軍が11月26日に同地に入って以来、空爆や反体制派との交戦により毎日数十人が死亡しているという。

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