選手1人が右脚切断、直前に搭乗やめた4人も 墜落機の明暗

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墜落事故の犠牲になったチームメートを悼むシャペコエンセの選手たち

墜落事故の犠牲になったチームメートを悼むシャペコエンセの選手たち

(CNN) ブラジルのサッカー選手らを乗せたチャーター機がコロンビアで墜落し71人が死亡した事故で、現場から救出された生存者6人は病院に運ばれたが、選手1人が右足を切断するなど重体となっている。一方、同機への搭乗予定を直前になって変更した4人は、搭乗しなかった経緯を明らかにした。

ブラジルのサッカーチーム、シャペコエンセの選手など77人を乗せたラミア航空のチャーター機は11月28日にコロンビア・メデジン近郊に墜落した。

同機に搭乗していて一命を取りとめたのは、ジャクソン・フォルマン、アラン・ラスケル、エリオ・エルミート・サンピエル・ネトの3選手と乗員2人、記者1人。

地元当局者によると、フォルマン選手はメデジンで右脚切断の手術を受け、集中治療室に入院している。ネト選手は複数回の手術を受けて経過を観察中、ラスケル選手も集中治療室に入院しているという。

一方、ブラジル・サンタカタリーナ州のジェルソン・メリシオ議員(50)は同チームの大ファンで、チャーター機に乗って選手団に同行し、30日の試合を観戦する予定だった。

しかし直前になって仕事の予定が入り、楽しみにしていた観戦をあきらめたという。メリシオ議員はフェイスブックへの投稿でこの経緯を打ち明け、犠牲者に哀悼の意を表した。

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