高等法院の「資格取り消し」判断、2議員が異議 香港

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両議員に対し、中国の判断を踏襲する「資格取り消し」の判断が下された

両議員に対し、中国の判断を踏襲する「資格取り消し」の判断が下された

香港(CNN) 香港の立法会(議会)選挙で当選した議員2人の就任宣誓が中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会に無効と判断された問題で、香港の高等法院(高裁に相当)は15日、全人代の法解釈に従い、2人の議員資格を取り消す判断を下した。2人は異議を申し立てる構えだ。

梁頌恒、游蕙禎の両氏は就任宣誓の中で中国を侮辱し、「香港は中国ではない」という横断幕を掲げたことが問題視されていた。

高等法院は、両氏の就任宣誓について「無効であり、法的効力は一切ない」「やり直しはできない」との判断を下した。

両氏は15日夜の記者会見で、この判断は香港の選挙が「無意味」だということを示していると主張。梁氏は「香港住民を守ってくれるはずの体制は、実は非常にもろいものだ」と語った。

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