豪州総選挙、野党・労働党が敗北宣言

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オーストラリア総選挙で野党・労働党のショーテン党首が敗北を認めた

オーストラリア総選挙で野党・労働党のショーテン党首が敗北を認めた

(CNN) 今月2日に投票され接戦の中で集計作業が続いていたオーストラリア総選挙の下院選で野党・労働党のショーテン党首は10日、与党の保守連合(自由党、国民党)政権を率いるターンブル首相に対し敗北を認めた。

ショーテン氏は同日の演説で、接戦で多くの議席がまだ確定せず過去50年間で決着が最も長引く選挙となっているが、ターンブル氏の保守連合が政権を樹立するのは明白との考えを示した。ターンブル氏に連絡し、祝意を伝えたことも明らかにした。

ただ、次期政権が少数派政権になるのかもしくは過半数を1、2議席超えるのかは現時点で不明とも述べた。

下院選では単独で過半数に達した政党がなく、「ハングパーラメント」(宙づり議会)になるとの見通しが出ていた。100万票以上の郵便投票の開票で保守連合が労働党を引き離したとみられる。

地元のABC放送の独自集計結果によると、保守連合がこれまで74議席を、労働党は66議席を獲得し、5議席が未確定となっている。下院の定数は150議席。

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