カナダ山火事、沈静化の兆し 9万人が被災

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1日に発生した山火事に沈静化の兆しが出てきた

1日に発生した山火事に沈静化の兆しが出てきた

カナダ政府は被災した住民に衛生医療サービスなどを提供し、カナダ全土の学校が9日から被災者の子どもを受け入れる。消防は、取り残された犬や猫などのペットがいないかどうかの確認も行っている。

フォートマクマレー地域の消火活動には消防士500人とヘリコプター15機、エアタンカー14台が出動。エドモントンなどの各地からも応援が駆けつけ、アルバータ州全体では消防士約1500人が活動している。出火原因はまだ捜査中。

避難命令が出されたフォートマクマレーのほかに、フォートマッケイにも避難勧告が出て60人が避難、約450人が残っているという。

避難した住民の多くは州都エドモントンやカルガリーで受け入れる見通しで、当局が被災者のための住宅の確保を急いでいる。

グッデイル公安・非常時対応準備相は、復旧までには長い時間がかかるとの見通しを示し、ほかにもカナダの各地で発生している小規模な火災が、天候によっては燃え広がる恐れもあると指摘。「これは長く暑い夏の始まりになるかもしれない」と語った。

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