イラン「サウジが在イエメン大使館を空爆」

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イラン政府が、サヌアにある同国大使館をサウジが空爆したと主張

イラン政府が、サヌアにある同国大使館をサウジが空爆したと主張

(CNN) イラン政府は7日、イエメンにあるイラン大使館が「故意に」サウジアラビアによって空爆されたと非難した。

国営IRIB通信は、イラン外務省報道官が「この行為はサウジアラビアによって行われ、大使館職員の負傷や大使館の建物の損傷に対する賠償責任もサウジにある」と述べたと伝えた。

報道官の話では、イエメンの首都サヌアにあるイラン大使館は6日午後に空爆を受け、警備担当者数人が負傷したほか建物が損傷したという。

CNNは、空爆の真偽や被害の度合いについて確認できなかった。大使館に続く道は封鎖されていた。周辺地区で6日夜、小規模な爆発があったとの目撃証言もあるが、空爆かどうかははっきりしない。

サウジ主導の連合軍は昨年3月以降、イエメンのハディ暫定大統領を支援するため、同国のシーア派武装組織「フーシ」に対する空爆を行っている。

連合軍のアフマド・アシーリ報道官はイラン政府の主張に対し「証拠はなく、信用できない」と反論しながらも、調査を約束した。

サウジとイランの関係は緊張の度を強めており、サウジの調査結果をイランが受け入れるかどうかは不透明だ。イスラム教スンニ派国家のサウジとシーア派のイランは以前から緊張関係にあるが、サウジがシーア派指導者のニムル師を処刑して以降、対立が激化している。

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