バングラデシュで邦人男性殺害、ISISが犯行声明
バングラデシュのカーン内相は両事件が似通っているとの見方を示したが、警察は今のところ手掛かりをつかんでいない。
星さんが殺害された現場は、ダッカから北へ約240キロ離れた地区。地元住民や当局者らによると、星さんは長年この地区に住み、土地を借りて特殊な品種の植物を栽培するプロジェクトを手掛けていた。事件当時も農場へ向かう途中だったという。
事件発生を受け、日本と韓国の政府はバングラデシュ滞在中の自国民に、移動の際は危険に注意するよう呼び掛けた。
欧米諸国も渡航者らに警戒を促している。オーストラリアのクリケット・チームは1日、バングラデシュへの遠征を無期限で延期すると発表した。
バングラデシュのハシナ首相は3日、2人の外国人が相次いで殺害されたことについて、同国を不安定化させ対外的なイメージを傷付けることを狙った「計画的な」犯行だと非難した。