東日本で記録的豪雨 1人死亡、22人不明 河川氾濫で住民孤立

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豪雨水害 常総市からリポート

東京(CNN) 台風18号(アータウ)から変わった低気圧の影響で東日本が10日にかけて記録的な豪雨に見舞われ、土砂崩れで女性1人が死亡したほか、河川の氾濫(はんらん)などで少なくとも22人が行方不明となっている。茨城県や栃木県では住宅が流されたり浸水したりする被害が相次ぎ、屋根の上に取り残された住民が自衛隊のヘリコプターで救助された。

一部地域では7日からの雨量が600ミリに達し、気象庁は栃木県などに対し、これまでに経験したことのないような大雨が降り、重大な危険が差し迫った異常事態になっているとして、警戒を呼びかけていた。

茨城県常総市では10日に河川が氾濫して住宅の浸水被害が広がり、民家の屋根や水没した道路上の車に取り残された住民などが救助を求めている。

当局によると、これまでに17万人以上が避難したほか、仙台市でも住民20万人以上に対して避難勧告が出された。

読売新聞によれば、栃木県鹿沼市で土砂崩れが発生し、63歳の女性が死亡した。

NHKによれば、栃木県の一部では24時間の間に、平年の9月の降雨量の約2倍に当たる500ミリ以上の雨が降った。

福島県も48時間の雨量が300ミリを超え、50年ぶりの記録的な豪雨となっている。

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