インドネシアで旅客機不明 山地に墜落か

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ジャヤプラからオクシビルに向かう予定だったインドネシアの旅客機が消息を絶った

ジャヤプラからオクシビルに向かう予定だったインドネシアの旅客機が消息を絶った

(CNN) インドネシアで16日、乗客乗員54人を乗せたトリガナ航空の旅客機が消息を絶った。近隣住民の証言によれば、山地に墜落したとみられる。

運輸当局によると、東部パプア州のオクタベ地区で機体が見つかったとされるが、詳細は確認されていない。

同機は16日午後2時22分にパプア州ジャヤプラを出発。同3時16分には同州オクシビルに到着する予定だったが、2時55分ごろ管制との通信が途絶えたという。

大人44人、子ども5人の乗客と、乗員5人が乗っていた。

同機から救難信号が発信された形跡はない。墜落する機体を目撃したとの情報を受けて捜索が開始されたものの、現場周辺の険しい地形や悪天候で作業は難航し、日没後にいったん打ち切られた。17日朝には空と地上から捜索を再開。運輸省の報道官は、調査チームや捜索、救助担当者らとともに現地へ向かうと述べた。

離陸時の天候は良好だったとされるが、進行方向に雷雨が発生していたとの情報もある。現場付近は3000メートル級の山が連なる山地。今後数日間で天候がさらに悪化する可能性もある。

トリガナ航空は、欧州連合(EU)が安全管理体制に問題があると判断し、圏内への乗り入れを禁止した航空会社のリストに、2007年から掲載されている。

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