アフガン首都で連続爆弾テロ、米兵含む50人が死亡

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最高指導者の死もあり、和平交渉の先行きは不透明だ

最高指導者の死もあり、和平交渉の先行きは不透明だ

これに先立つ同日午前1時にも主要道路でトラックが爆発し、15人が死亡、240人が負傷した。周辺でさらに爆発が相次ぎ、住宅や商店などが破壊されたという。負傷者の中には女性47人、子ども30人が含まれている。この爆発については同日深夜の時点で犯行声明が出ていない。

国連アフガニスタン支援団(UNAMA)によると、今年初めから同日までに反政府勢力の攻撃による死者は282人、負傷者は1241人に達した。これは昨年の同じ時期と比べ、2倍近い人数に相当するという。

タリバーンは先月末、最高指導者オマル幹部が死亡していたことを認め、マンスール幹部が後継に選ばれたと発表。同時に、7月に予定されていたアフガン政府との和平交渉は延期された。

マンスール幹部の発言とされる最近の音声テープには「和平交渉などの話はすべて敵の宣伝にすぎない」「われわれは聖戦を続け、イスラム国家を確立するまで戦い続ける」とのメッセージが含まれていたことなどから、交渉の行方が不安視されている。

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