アフガン首都で連続爆弾テロ、米兵含む50人が死亡
カブール(CNN) アフガニスタンの首都カブールで7日、3件の爆弾テロが続発し、警察学校の生徒ら計50人以上が死亡した。死者の中には米兵1人が含まれている。
カブール警察の報道官によると、同日午後7時ごろ、警察学校の生徒たちが整列していた正門近くで自爆テロが発生。生徒27人が死亡、26人が負傷した。
午後10時15分には北大西洋条約機構(NATO)部隊の基地で自爆犯によるとみられる爆発があり、続いて銃器を持ったグループが攻め込んだ。米軍幹部の声明などによると、米兵のほかアフガン人の民間業者8人と、犯行グループ側の4人が死亡。複数の国から派遣されている要員20人近くが負傷したとみられる。
現場はアフガン軍の訓練にあたっているNATO部隊の拠点。米軍からは現在、約9800人が同国に派遣されている。
反政府武装勢力タリバーンの報道官が、警察学校と基地への攻撃を認める犯行声明を出した。