中国客船転覆、死者331人に 船の引き起こし完了

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中国客船転覆の死者82人に、船体つり上げへ

中国・監利県(CNN) 中国湖北省・監利県の長江で起きた客船「東方之星」の転覆事故で、中国国営メディアは6日朝、これまでに331人の遺体が収容されたと伝えた。残りの111人の安否はまだ確認が取れていない。

同船に搭乗していた456人のうち、これまでに生存が確認されたのは14人のみ。2日に21歳の船員と65歳の女性の2人が救助されて以来、新たな生存者は見つかっていない。生存が絶望視される中で、5日から巨大なクレーンを使って船体の引き起こし作業が行われていた。

ケーブルとフックを水中に落として船体をつり上げる作業が夜通し行われた結果、上下逆さまだった同船は元の状態に戻った。これにより転覆事故の原因究明などが容易に進むことが期待される。

中国中央テレビ(CCTV)は5日、引き起こし作業が終わった後の船体の写真を短文投稿サイト「ツイッター」上に投稿。船体の上方が一部破損しているものの、残りの部分に目立った損傷はないように見られる。

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