親ロ派が地対空ミサイル発射か マレーシア機撃墜

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現場に残された品々 マレーシア機撃墜

(CNN) マレーシア航空17便がウクライナ東部で撃墜されたと見られる事件で、オバマ大統領は18日、航空機墜落の責任の一端がロシアにある可能性が高いとの見解を示した。

オバマ氏は、武装集団がロシアの最新の機器や訓練なしにマレーシア航空機を墜落させたと見られる地対空ミサイルを操作するのは不可能だっただろうと述べた。

サマンサ・パワー米国連大使も国連安保理の緊急会合で、マレーシア航空機がウクライナ東部の新ロシア派の支配地域から発射された地対空ミサイルで撃ち落とされた可能性が高いと発言。

一方ロシアはこの事件への関与を否定しており、オバマ氏や米当局も公の場でのロシアの責任を問う発言は避けている。

しかし、米国防省高官によると、米国の情報アナリストたちの間では、ロシア軍がウクライナ国内の親ロシア派武装勢力にロシア製地対空ミサイル(BUK)を提供したとの見方が強いという。

オバマ大統領は、マレーシア航空機墜落に直接関与した可能性のある者を特定するのは時期尚早としながらも、米国は墜落させた者に責任を取らせるべく全力をあげると語った。

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