台風8号接近、沖縄が暴風域に 九州で大雨の恐れ

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台風8号が沖縄に接近

香港(CNN) 大型で非常に強い台風8号は8日昼、沖縄の西海上を北へ進み、沖縄本島は風速25メートル以上の暴風域に入った。

気象庁は沖縄本島の住民らに厳重な警戒を呼び掛けている。

米気象専門家によると、台風の勢力は当初、ハリケーンでいうと最も強い「カテゴリー5」に当たると予想されたが、同日午前の時点でこれをやや下回り、ハリケーンの「カテゴリー3」相当となった。

中心付近の最大風速は約50メートル。那覇市内では台風の接近にともなって風が強まり、同日朝には風速約40メートルを記録した。

那覇空港は閉鎖、学校は休校となり、多くの店舗も営業を見合わせている。米軍嘉手納基地では兵士や家族らに屋外での活動を禁止する通達が出た。

台風は今後さらに北上を続け、10日には九州に接近する見通し。勢力は弱まる可能性が高いものの、すでに豪雨に見舞われている九州地方でさらに激しい雨が降った場合、水害が深刻化する恐れがある。

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