家族に殺害された女性の夫、前妻の殺害を告白 パキスタン

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これに憤慨したファルザナさんの家族がイクバルさんに対し、命が惜しければ10万ルピー(約17万円)を払えと要求。さらにファルザナさんがイクバルさんに拉致されたと主張して、裁判所に訴えを起こした。

ファルザナさんはこの裁判で、自らの意思でイクバルさんと結婚したと証言するはずだった。しかし27日に弁護士事務所からラホールの裁判所に向かう途中で殺害された。

弁護士によれば、同日午前7時45分ごろ、裁判所前でファルザナさんの家族が待ち伏せていて、突然ファルザナさんに襲いかかり、レンガで何度も殴って殺害した。

イクバルさんは止めようとしたが抑えられて動けなかったと話している。その場にいた人は誰も助けようとせず、ただ周りに集まって見物していたという。

人権団体によれば、パキスタンの法律にはイスラム教の教えに基づき、被害者の家族は加害者を許すことができると定めた規定がある。

また、弁護士の話では、被害者と加害者の間の金銭取引によって、加害者が禁錮刑を免れることもある。

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