クリミア半島で親ロシア勢力の実力行使相次ぐ、基地襲撃など

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CNN記者によると、クリミア半島とウクライナ本土を結ぶ検問所では欧州安保協力機構(OSCE)の監視団43人の自治共和国内への進入が2日連続で阻止された。ライフル銃で武装し、覆面、迷彩服姿の集団が移動を阻んだという。集団の男性1人はロシア語で誰も通さないようクリミア政府から指示を受けたと述べた。

共和国内では内外メディアへの締め付けも厳しくなっている。セバストポリ近くのウクライナ軍基地外では自警団が複数の記者に暴行を加え、少なくとも1人が負傷し、病院に運ばれた。

共和国の首都シンフェロポリでは市内で撮影中のブルガリアの取材団が襲われる事件が発生。フリーランスのブルガリア人記者はCNNに、地面に押し倒され、銃を頭に突き付けられたと証言した。

また、ウクライナのテレビ局少なくとも2局の放映が共和国内で中断された。うち1局の責任者はCNNの取材に、ロシア国営テレビ「チャンネル・ワン」は放送されていると述べた。

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