パナマ、拿捕した北朝鮮船の船員32人を釈放

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北朝鮮船に積まれていた武器

北朝鮮船に積まれていた武器

(CNN) キューバから無申告の戦闘機やミサイル部品を積載した北朝鮮船が昨年7月にパナマ運河で拿捕(だほ)されていた問題で、パナマ当局は30日、拘束していた船員35人のうち32人を釈放したことを明らかにした。

検察によれば、釈放された32人はキューバまたは第3国への国外退去になるという。船長と残る2人の船員は今後も勾留され、武器密輸の罪で訴追される予定だ。

キューバ政府は戦闘機部品などについて旧式の兵器類であり、修理のため北朝鮮へ送ったと説明していた。核兵器開発疑惑が指摘される北朝鮮に対しては国連が大半の兵器類の輸出入を禁じる制裁を科している。

パナマ政府は当初、パナマ運河の安全保障を損ねたとして100万米ドル(約1億400万円)の罰金支払いを北朝鮮側に要求。その後66万6666ドルに減額され、北朝鮮が支払いに合意したという。

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