ロシア下院が恩赦法可決、プッシー・ライオット釈放へ

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ロシア下院が恩赦法可決

(CNN) ロシア下院は18日、現憲法承認から20周年を記念する恩赦法を可決した。これを受けて女性パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー2人が近く釈放される見通しとなった。国際環境保護団体グリーンピースの活動家ら30人も訴追を免れる見込み。RIAノーボスチ通信が伝えた。

プッシー・ライオットの2人は昨年2月、ロシア正教会の聖堂内で、プーチン氏(当時首相)を批判する歌を演奏してフーリガン(乱暴)行為の罪に問われた。2人は禁錮2年の実刑判決を受けて服役中だが、RIAノーボスチ通信によれば、2人は幼い子どもを抱えていることから恩赦の対象になるだろうとしている。

RIAノーボスチ通信はまた、今年9月に北極圏のバレンツ海における油田開発への抗議活動を行い、身柄を拘束されたグリーンピースの活動家ら30人について、「恩赦は裁判中の個人も対象となるため、グリーンピースも訴追を逃れ、その外国人構成員も帰国を許される可能性がある」と伝えている。

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