マララさん、サハロフ賞授賞式に出席 賞金は女性教育に

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マララさんの半生を振り返る

(CNN) 欧州連合(EU)の欧州議会は20日、思想の自由のための活動をたたえる「サハロフ賞」の授与式を開催した。今年の受賞者は女性が教育を受ける権利を訴え続けているパキスタンのマララ・ユスフザイさん(16)で、5万ユーロ(約670万円)の賞金はパキスタンの子ども、特に女の子の教育のために使いたいと語っている。

マララさんの受賞スピーチは、世界中の学校に行けない子どもたちや、飢えや恐怖と隣り合わせで生活する子どもたち、家に閉じ込められ、外界から遮断されて暮らす女の子たちに代わって、協力を求める内容だった。

「こうした状況を前にして、良心が揺さぶられなければおかしい」とマララさんは訴え、欧米諸国が国境を超えて子どもたちの力になってほしいと求めた。

マララさんは、今後もパキスタンの武装勢力タリバーンに対して女性が教育を受ける権利を訴えていくにあたり、サハロフ賞の受賞は励ましになると語った。

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