ベルギー国王が「高齢」で退位、新国王が即位

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今回退位を決めたアルベール2世(右)とパオラ王妃=2012年10月

今回退位を決めたアルベール2世(右)とパオラ王妃=2012年10月

(CNN) ベルギー国王のアルベール2世(79)が21日、高齢を理由に退位し、長男のフィリップ皇太子(53)が新国王に即位した。

フィリップ新国王は公立学校で同国の二大言語であるオランダ語とフランス語両方の教育を受け、士官学校で戦闘機パイロットの訓練を受けた。妻のマチルド妃は伯爵家出身で、言語療法の学位を持っている。

欧州では今年、オランダのベアトリックス女王とローマ法王ベネディクト16世も高齢を理由に退位している。

欧州委員会のバローゾ委員長は声明で、アルベール2世の退位の決断と、20年に及ぶ在位期間中の尽力をたたえた。

ベルギーでは近年、北部のオランダ語圏で分離独立を掲げる運動が活発化するなど、民族間の対立が続いている。

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