シリア政権、反体制派の双方が和平会議への出席を表明

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シリアの政権側と反体制派の両者が和平会議への出席を表明した

シリアの政権側と反体制派の両者が和平会議への出席を表明した

(CNN) シリア内戦の解決を目指してスイスのジュネーブで6月に開かれる和平会議について、シリア政府と反体制派の双方は26日、原則として出席する意向を表明した。

反体制派の代表組織「シリア国民連合」の広報は、「アサド政権の目的と意図を見極めたうえで、原則として参加することで合意した」と説明。「政権側は、会議への出席は民主主義への移行が目的であり、その一環として、アサド大統領の権限がすべて移行政府に移譲されることをはっきりさせる必要がある」と強調した。

反体制派の指導部はトルコのイスタンブールで会合を開き、和平会議への対応と、国民連合の新指導者選出について協議していた。同連合幹部は「まだ協議は続いており、最終的な結論は出ていない。ジュネーブでの会議出席についても正式に決まったわけではない」と牽制した。

一方、シリアのムアレム外相は同日、訪問先のバグダッドで行ったイラク外相との共同記者会見の場で、「シリア政府は6月の和平会議に公式な代表団を送ることで原則合意した」と表明した。

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