ローマ法王、最後の日曜の祈り 多数の信者集まる

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(CNN) 2月末で退位を表明しているローマ法王ベネディクト16世が24日、バチカンのサンピエトロ広場で、信者を前にした公の場での最後となる祈りをささげた。

広場を見下ろす建物の窓辺に姿を現した法王は、集まった多数の信者らに感謝の言葉を述べ、短い説教を行った。

この中で法王は、「主は私に、丘の頂上へ登って再び祈りと瞑想に身をささげるよう求めている」「だがこれは、教会を捨てるということではない」と語り、大きな拍手を誘った。

ローマ法王庁によると、ベネディクト16世は27日にもう1度公の場に姿を見せる。最終日の28日は枢機卿との会議に臨み、その日の午後8時に職務を終えて退位する。

3月31日のイースター礼拝までには、後任のローマ法王が決まる見通し。

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