イラン北西部でM6強の地震、180人死亡

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テヘラン(CNN) イラン北西部で11日、強い地震が2回発生し、イラン国営プレステレビによれば、少なくとも180人が死亡、1300人が負傷した。

イラン当局は、死者がさらに増えると見ている。またイラン国営通信(IRNA)は地元当局の話として、アハル市で45人が死亡、500人が負傷したと報じた。

米地質調査所(USGS)によると、現地時間午後4時53分ごろに東アゼルバイジャン州の州都タブリーズの北東約60キロの地点でマグニチュード(M)6.4の地震が発生し、その約11分後にタブリーズの北東約50キロでM6.3の地震が発生したという。

この2回の地震で、タブリーズと複数の近隣都市が被害を受けた。また4つの村が壊滅的な被害を受け、他の60の村でも大きな被害が出ているという。IRNAによれば、当局は同地域で17度の余震を観測している。USGSによれば、余震の回数は10度。

イランには複数の大きな断層があり、これまでも度々大規模な地震に見舞われている。2003年には、イラン南東部ケルマン州のバム市で地震が発生し、3万人が死亡した。また1990年にもカスピ海近くで地震が発生し、約5万人が死亡している。

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