米大統領補佐官、今週サウジを訪問へ 皇太子と会談予定

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サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)=3月20日、キーウ/Viktor Kovalchuk/Global Images Ukraine/Getty Images

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)=3月20日、キーウ/Viktor Kovalchuk/Global Images Ukraine/Getty Images

(CNN) 米当局者によると、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が今週、サウジアラビアを訪れ、ムハンマド皇太子と会談する見通しとなった。

米ニュースサイト「アクシオス」が最初に報じた。

会談では、米国が仲介するイスラエルとサウジの国交正常化交渉について話し合う予定だが、大きな進展は期待されていないという。

ブリンケン米国務長官は先月サウジを訪れ、正常化交渉が前進したと述べていた。

交渉には、関係正常化と引き換えに米国がサウジの民生向け核開発を支援するとの条件などが含まれているが、同当局者によると詳細は定まっていない。

昨年10月7日にイスラエルがイスラム組織ハマスの越境攻撃を受ける直前、サウジは同国との関係正常化に近づいたとの見解を示していた。しかしパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が長引くなかでアラブ側の反イスラエル感情が強まり、交渉の成立は遠のいている。

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