銃乱射事件の発生件数、米独立記念日が年間最多

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昨年7月4日にイリノイ州パークランドで発生した銃乱射事件の犠牲者を悼む花束/Max Herman/AFP/Getty Images

昨年7月4日にイリノイ州パークランドで発生した銃乱射事件の犠牲者を悼む花束/Max Herman/AFP/Getty Images

(CNN) 7月4日の米独立記念日を前に、フィラデルフィアやボルティモア、テキサス州フォートワースなど全米で銃乱射事件が相次いでいる。これは今年に限った現象ではない。独立記念日の前後は、ほかのどの日よりも銃乱射事件が多い状況が、ここ10年近く続いている。

この傾向は、非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ(GVA)」がまとめた2014年以降の銃乱射事件に関するデータをCNNが分析した結果、明らかになった。

GVAやCNNは、発砲した人物を除き4人以上の死傷者が出た事件を銃乱射事件と定義している。

過去10年近くにわたり、7月4日に起きた銃乱射事件は50件を超え、ほかのどの日よりも多かった。2番目に多いのは7月5日だった。

14年以来、1日の銃乱射事件発生件数が2けたに達した日は1年の中で4日のみ。20年と21年、22年は独立記念日の連休直近の3日間に集中していた。

全般的に、夏はほかの季節に比べて銃乱射が増える傾向にある。14年以来、銃乱射の発生件数がワースト10に入った日は、1月1日を除けば全て6月、7月、8月に集中していた。

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