バイデン氏、ゼレンスキー氏の主張に疑義 ポーランド着弾のミサイル巡り

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ホワイトハウスに帰ったバイデン米大統領=17日/Jim Bourg/Reuters

ホワイトハウスに帰ったバイデン米大統領=17日/Jim Bourg/Reuters

(CNN) バイデン米大統領は17日、ポーランドで15日に起きた爆発の原因はウクライナのミサイルではないとするゼレンスキー大統領の主張に触れ、証拠と異なるとの見解を示した。

インドネシア・バリ島で開催されていた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)から帰国後、ホワイトハウスで記者団の取材に応じた。

15日の事案ではウクライナ国境の西約6.4キロにあるポーランド東部の村プシェボドフにミサイルが着弾し、農家2人が死亡した。

ポーランドの当局者は、ロシアのミサイル攻撃が相次ぐ中、防空システムで使用するウクライナのミサイルがポーランド領に落下した可能性が高いと示唆している。

一方、ゼレンスキー氏は記者団にウクライナのミサイルだとは思わないと述べ、「我々のミサイルでないことに疑いの余地はない」とした。

その後のビデオ演説では、「ロシアの侵略がどのようにしてポーランド国境を越えたのか、全ての状況を解明すること」が国連安保理で議題になっている説明。ポーランドのドゥダ大統領と話して哀悼の意を伝えたとする一方で、「ロシアの侵略」でポーランド国民2人の命が失われたとも主張した。

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