米政権、マスクのデザインでコンテスト 賞金総額5500万円

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
黒いマスクを着用して会議で話すバイデン米大統領=3月24日、ホワイトハウス/Evan Vucci/AP

黒いマスクを着用して会議で話すバイデン米大統領=3月24日、ホワイトハウス/Evan Vucci/AP

(CNN) バイデン米政権が感染予防用マスクのデザインを公募し、優れたアイデアに賞金を出すコンテストを開始した。賞金総額は50万ドル(約5500万円)。

「マスク・イノベーション・チャレンジ」と名付けられたコンテストは、米厚生省が国立労働安全衛生研究所(NIOSH)、生物医学先端研究開発局(BARDA)と共同で開催。

新型コロナウイルスの感染対策と、将来の「公衆衛生上の緊急事態」に向けた備えとして、安全基準に従った効果的で快適なマスクのアイデアを募る。

締め切りは米東部時間の21日午後5時。賞金獲得の資格としては米市民または永住者であることが求められる。

1次審査で最大10人を選び、計10万ドル(約1100万円)、1人あたり最大1万ドルの賞金を授与する。

フィルター効果や息のしやすさ、フィット感などが審査基準となる。

着用時に吸い込んだり肌に吸収されたりする薬品を使ったデザインや、既存の医療用マスクにフィルターやゴムを付けるなどの加工を施したデザインは対象外とされる。

2次審査では試作品の提出が認められ、量産の可能性も検討される。優秀者5人に賞金計40万ドルを贈る予定だが、詳細は後日改めて発表するという。

「新型コロナウイルス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]