少年が航空機の車輪格納部に潜み密航 加州からハワイに

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少年は空気が薄く氷点下の環境で5時間を耐えた

少年は空気が薄く氷点下の環境で5時間を耐えた

少年は危険人物ではないと判断され、当局に保護された。サンノゼの当局も訴追は見送る方針。

しかし空港の警備が破られたり車輪格納庫に侵入されたりすれば航空機の安全が脅かされかねず、米連邦航空局(FAA)や運輸保安庁(TSA)はこうした事案について調査を行っている。

FAAによれば、航空機の車輪格納部に潜入して密航を試みた人は、1947年以来、世界で105人いる。このうち生き延びたのは9歳の子どもを含む25人のみで、生存率は24%。使われた94機のうちの1機は高度3万9000フィートに達していた。

今年2月には米ワシントン郊外の空港で、南アフリカ航空が運航するエアバスA340型機の車輪格納部内から男性が遺体で見つかった。

2010年にはボストンの空港に着陸途中のUSエアウェイズの車輪格納庫から、16歳の少年が落下して死亡する事故も起きている。

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