米大学生、猛毒リシン所持の容疑で逮捕 自室で抽出か

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ジョージタウン大学の学生がリシンを所持していた疑いで逮捕された

ジョージタウン大学の学生がリシンを所持していた疑いで逮捕された

ワシントン(CNN) 米ジョージタウン大学の男子学生が猛毒リシンを所持していた疑いで米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。学生寮の自室でリシンを作ったと供述している。

逮捕されたのはダニエル・ハリー・ミルツマン容疑者(19)。21日にワシントンの裁判所に出廷した。FBIによると、スマートフォンでリシンの作り方を調べ、原材料を小売店で購入したという。リシンはトウゴマという植物の種から抽出される。

同容疑者は1カ月前に自室でリシンを作ってポリ袋に入れ、粘着テープで密封して保管していた。

17日に同容疑者からこの袋を見せられた寮監が大学当局に通報し、中身がリシンであることが確認された。吸い込んだり注射したりすれば死に至るほどの量だったとみられる。

大学当局によると、寮内やキャンパスで実施した毒物検査の結果は陰性で、学生らがリシンに接触したとの報告もないという。

次回の公判は25日に予定される。同容疑者は判事の命令により、それまで拘置される。

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