米ルイジアナ州で化学工場爆発、死傷者

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) 米南部ルイジアナ州ドナルドソンビルにある窒素肥料などを生産する化学工場で14日夕、爆発があり、1人が死亡、8人が負傷する事故が起きた。地元警察が明らかにした。

ルイジアナ州では13日、ドナルドソンビルから北へ約16キロ離れたガイスマーにある化学工場で爆発が発生、2人が死亡、100人以上が負傷する事故があったばかり。この工場ではエチレンとプロピレンを製造していたが、事故原因は不明。

ドナルドソンビルにある化学工場幹部によると、負傷者の命に別条はない。同州の州警察は、負傷者のうち2人は重傷と述べた。

ドナルドソンビルに近いアスセンション・パリッシュの保安官事務所は爆発に伴う事後処理は速やかに実施されたと説明。爆発で工場の周辺住民が危険にさらされる事態は起きず、化学物質の拡散もなかったとしている。

14日の爆発事故の現場は、窒素肥料生産で世界2位のCFインダストリーズ社の化学工場。同社のサイトによると、リン酸肥料生産では世界3位となっている。

爆発の詳しい原因は不明だが、工場幹部は工場内で輸送トラックから窒素を抜いていた際、「小さな容器」が破裂したという。爆発もせず、火災もなかったと主張している。

米国では今年4月、テキサス州の肥料工場でも2回の爆発や火災があり、15人が死亡、周辺の住宅などに大きな被害が出ていた。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]