高校を「テロ攻撃」の疑い、17歳少年を逮捕 米アラバマ

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(CNN) 米アラバマ州に住む17歳の少年が、自分の通う高校でテロを計画していたとして、暴行未遂の疑いで逮捕された。少年は7日、郡裁判所の法廷で無罪を主張した。

地元保安官によると、少年はテロ攻撃などの計画とみられる複数の案を日記に書いていて、それを教師が見つけた。攻撃の標的として生徒6人、教師1人の名前が挙がっていたという。

保安官は「少年が考察を重ねていた様子がうかがえる。ただ架空の話を書いただけではないことは明らかだ」と話す。日記への記入は先月コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件の直後に始まっていて、同事件がきっかけとなった可能性があるという。

一方、少年の担当弁護士は記者団との会見で「人を傷付ける意図はなかったと思う」と主張。銃乱射事件の影響で、この少年の事件が大げさに扱われているのかもしれないと述べた。

当局は6日までに、少年が用意していたとされる20個余りのたばこの缶を公開した。それぞれドリルで穴を開け、中にペレット弾が仕掛けてあった。専門家の話では、あと少し手を加えれば爆弾が完成していたとみられる。

少年は白人至上主義者を自称していたが、特定の組織にかかわっていたかどうかは明らかでない。

郡裁判所の判事はこの日、保釈金を7万5000ドル(約660万円)と設定。少年は電子監視装置を着け、自宅にとどまるとの条件付きで保釈された。高校の関係者との接触は禁止された。次回公判は2月12日に予定されている。

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