クリントン米国務長官が退院 元米大統領ら付き添い

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クリントン米国務長官。頭部の静脈内に血栓が見つかった

クリントン米国務長官。頭部の静脈内に血栓が見つかった

(CNN) 頭部に血栓が見つかり、米ニューヨーク市内の病院に入院中だったヒラリー・クリントン米国務長官が2日、退院した。米国務省が発表した。

退院発表前の同日午後、クリントン長官は夫のビル・クリントン元米大統領や娘のチェルシーさんに付き添われて歩いて病院を出る姿が見られていた。

クリントン長官は血栓を溶解するための抗凝血剤による治療を受けた。担当の医師らは、長官の血栓は完治するとしていた。

クリントン長官(65)は12月、ウイルス性胃腸炎を患い脱水症状で気を失った際に脳しんとうを起こした。その後の検査で血栓が見つかり、ニューヨークのプレスビティリアン病院に入院していた。

医師らは、血栓は、右耳の後ろの脳と頭蓋骨の間の静脈内にあり、脳卒中や神経障害の症状は見られないとし、クリントン長官は、必要な投薬が完了次第、退院するとしていた。

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