米国で根強いクリントン大統領待望論 米世論調査

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2016年の米大統領選への出馬が期待されているヒラリー・クリントン氏

2016年の米大統領選への出馬が期待されているヒラリー・クリントン氏

ワシントン(CNN) CNNと調査機関ORCインターナショナルは1日までに、2016年の大統領選に関する世論調査を発表し、現在療養中のヒラリー・クリントン国務長官が民主党支持者から根強い人気を得ている一方、共和党支持者からは2012年の米大統領選の副大統領候補だったポール・ライアン氏の名前が挙がっていることを明らかにした。

回答した民主党支持者と民主党寄りの無党派層のうち85%が、仮にクリントン氏が民主党の大統領候補指名選挙に立候補した場合、支持する可能性が「高い」または「やや高い」と答えた。ただ男女で多少差があり、支持する可能性が「高い」または「やや高い」と答えた人の割合は、女性が93%だったのに対し、男性は79%だった。

しかし、クリントン長官はこれまで、自分の後任が上院で承認され次第引退し、次の大統領選には出馬しない意向を繰り返し示している。

クリントン氏に次いで支持が多かったのはバイデン副大統領で、全体の3分の2が支持する可能性が「高い」または「やや高い」と答えた。バイデン氏はこれまでに二度、指名獲得を逃しているが、次の大統領戦への出馬の可能性は否定していない。

一方、共和党員から最も高い支持を得たのは、副大統領候補としてミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事とともに2012年の大統領選を戦ったポール・ライアン氏。全体の4分の3が、仮にライアン氏が出馬すれば支持する可能性が「高い」または「やや高い」と答えた。

2番目はニュージャージー州のクリスティー知事で、支持率59%だった。

調査は、12年12月17日~18日、民主党支持者と民主党寄りの無党派層290人と共和党支持者と共和党寄りの無党派層290人を対象に電話で行った。誤差の範囲はプラスマイナス6ポイント。

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