「サンディ」から12日 長引く停電にいらだち募る 米

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(CNN) 米東海岸を襲った大型温帯低気圧「サンディ」で大きな被害を受けた米北東部の一部で停電が長引き、住民らがいらだちを募らせている。

ニュージャージー州では10日も5万7000世帯で停電が続いた。クリスティー知事は9日、「11日には完全に復旧する」と説明している。

サンディによる停電被害は1週間前、10州と首都ワシントンの240万世帯に及んでいた。さらに7日前後に襲った新たな雨や風雪で、復旧作業が難航した。

ニューヨークのロングアイランドでは数万世帯が暗闇での生活を強いられている。ロングアイランド電力当局(LIPA)によれば、すでに100万世帯で電力供給が復活し、13日中には99%で復旧が完了する見通し。現場には作業員8200人が送り込まれているという。

被害の大きかったオーシャンサイド地区では9日、連邦、地元当局の担当者に住民らが「どうしてくれる」と詰め寄る場面もあった。当局者のひとりがLIPAと連絡が取れないと批判すると、住民らは矛先を変え、「LIPAはどこだ」と口々に叫んで不満を爆発させた。

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