米若年層の4人に1人、体重過多で軍入隊かなわず 報告書

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(CNN) 米国の非営利団体「Mission:Readiness」は27日までに、米国の若年層の成人の4人に1人が体重過多で米軍に入隊出来ないでいると報告した。

兵士らの体重過多問題が深刻化している軍は米国を除いた主要国ではみられない現象とも警告した。同団体には元軍幹部らが加わり、政策提言などを行っている。団体の報道担当者を務める退役中将は「米国の安全が維持されているのは戦車のおかげではない。志願し国家への奉仕を誇る男女の兵士である」と述べた。

米国防総省もこの問題を重視し、推定10億ドル(約780億円)の資金を毎年投じ、現役兵士や家族、退役兵士の肥満解消のプログラムに取り組んでいる。

米農務省によると、子どもがキャンデーやクッキー、ポテトチップスを食べて摂取する余分なカロリーは1日当たり130カロリーとなっている。Mission:Readinessは2010年以来、学校からジャンクフードを除去する運動を進めている。

同団体は学校の食堂や自動販売機で健康食を提供することが子どもの肥満率を減らすことにつながると主張。健康な子どもは国家への奉仕が出来る健康な成人への成長をもたらすとも強調している。

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