贅の極み! 世界最多利用客の空港にプライベートターミナルが9月オープン

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ハーツフィールドジャクソン・アトランタ国際空港で利用できるプライベートターミナルのイメージ図/PS ATL

ハーツフィールドジャクソン・アトランタ国際空港で利用できるプライベートターミナルのイメージ図/PS ATL

アトランタ(CNN) 想像してほしい。米国の主要国際空港で、人がごった返す、騒々しくて、だだっ広いターミナルに足を踏み入れることなく、民間航空機で離陸するところを。

お金に余裕がある人なら、想像しなくても、まもなく実際に体験できるだろう。少なくとも、絶えず混雑する全米2カ所の巨大空港でなら可能だ。

空港運営会社PS社のプレスリリースによると、9月6日、ハーツフィールドジャクソン・アトランタ国際空港(ATL)に、民間航空会社の利用客向けの豪華プライベートターミナルが新装オープンする予定だ。PS社が運営するプライベートターミナルはこれが2カ所目で、ロサンゼルス国際空港(LAX)でも同じようなターミナルが2017年から稼働している。

PS社のアミナ・ポーター最高経営責任者(CEO)はプレスリリースで、「全米で最も利用客の多い空港に2カ所目がオープンすれば、アトランタで発着する数多くの旅行者にPSブランドの代名詞である利便性とラグジュリー体験がもたらされるだろう。今回のアイデアを実現する上で、アトランタ航空局は重要な役割を果たしてくれた。他の空港もこれに続くことを期待している」と述べた。

ドバイやフランクフルト、ロンドンのヒースロー空港など、海外でもあちこちで見られるようになったVIP専用のプライベートターミナルというコンセプトは米国でも形になりつつある。PS社は24年春にダラス・フォートワース空港(DFW)、25年にはマイアミ国際空港(MIA)で、プライベートターミナルのオープンを目指している。

PS社のターミナルのサービス内容

PS社は、17年に創業した当時の社名は「ザ・プライベート・スイート」だった。PS社はターミナルについて、「旅慣れた通の旅行者向けに空港体験を再定義するもの」としている。具体的に言えば、PS社のターミナル利用者は搭乗を待つためのVIP仕様の豪華なエリアが約束され、広大な共用ターミナルで人混みにもまれるわずらわしさを避けることができる。

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