サッカー女子W杯 米が16強敗退、スウェーデンにPK戦で敗れる

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PK戦に敗れ慰め合う米国チームの選手=6日/Quinn Rooney/Getty Images

PK戦に敗れ慰め合う米国チームの選手=6日/Quinn Rooney/Getty Images

(CNN) サッカーの女子ワールドカップ(W杯)は6日、メルボルンで決勝トーナメント1回戦の米国対スウェーデンの試合が行われ、スウェーデンがPK戦で米国を破って、準々決勝進出を決めた。

米国はこれまで、女子W杯では3位以下の成績で終わったことはなく、今大会は史上初となる3連覇を目指していたものの、決勝トーナメント1回戦で姿を消すこととなった。

試合の大部分は米国が支配したものの、スウェーデンのGKゼチラ・ムショビッチが好セーブを見せ、米国に得点を許さなかった。試合は0対0のまま延長に突入し、延長でも決着がつかずPK戦となった。

米代表にとって最も残酷な敗戦となった試合はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で決着した。スウェーデンのリナ・フルティグが蹴ったシュートは最初はGKが防いだように見えたが、VARによってわずかにボールがゴールラインを越えていたことが確認された。

涙を見せる米国チームのFWアレックス・モーガン/Alex Pantling/FIFA/Getty Images
涙を見せる米国チームのFWアレックス・モーガン/Alex Pantling/FIFA/Getty Images

米国のGKアリッサ・ネイハーはFOXスポーツの取材に対し、「1ミリの差でW杯で負けた。これは厳しい」と語った。

SNSには著名人から米代表の敗北を慰める投稿が相次いだ。

ジル・バイデン大統領夫人はツイッターへの投稿で、「今日、あなたたちは気概と決意で我々を鼓舞した。我々はあなたたちを誇りに思う。あたなたちは、あらゆる場所にいる女性や少女たちに自分たちの夢のために姿を現して戦うよう勇気づけていることを常に忘れないで」とつづった。

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