これぞ究極の食べ放題イベント? 岩手名物わんこそばに挑戦

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チャレンジが終わると、食べた椀の数を記した証明書と札がお土産にもらえる

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もう1つの注意点は、めんつゆを飲み過ぎないこと。目の前に別の椀が置いてあり、そばをすすった後つゆをその中に捨てる。

そばをしっかりかんで食べるかどうかはその人次第だが、この店では少量のそばをかまずに飲み込むことを推奨している。

そしてもう食べられなくなったら、すでに述べた通り、単に満腹と言うだけではだめ。自分の椀にふたをしないと、給仕に素早く次のそばを入れられてしまう。

わんこそばの起源

わんこそばの起源についてはいくつか説があるが、東家の創業者によると、わんこそばは1600年代初頭に作物が育ちにくい岩手県の地域性が原因で生まれたという。

南部地方は高い山が多く、気温も低いため、農家の人々は栽培が容易なそばを常食していた。しかし、当時そばは「田舎の料理」とみられており、農家では身分の高い人々にそばを出すのは恥ずかしいことと考えていた。

岩手県観光協会によると、昔、殿様が花巻を訪れた際、地元の人々は豪華な料理とともにほんの一口分のそばを恐る恐るだしたところ、殿様はそばを非常に気に入り、何度もお代わりしたという。

この出来事をきっかけに、そばを小さな椀で出し、客が満腹になるまでそばを提供し続ける伝統が生まれた。それから400年が過ぎ、現在、岩手県で食べられているわんこそばのスタイルとなった。

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