米アップルに従業員が集団訴訟、労働問題で

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ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルがカリフォルニア州の労働法に違反しているとして、同社の従業員が24日までに集団訴訟を起こした。

原告の弁護団は、この違反で退職者を含め2万人以上の従業員が影響を受けたと主張。従業員は連続5時間以上労働しても食事時間を与えられず、より短いシフトの場合は休憩時間が与えられなかったという。

原告側は、同社が社内規則で従業員が労働条件について話し合うことを制限していたとも主張。これにより「労働規定について話すと解雇や訴追、懲罰の対象になる恐れがあるとの不安を引き起こした」と述べた。

アップルはコメントを出していない。

アップルが労働問題で訴訟に直面するのは初めてではない。アップルとグーグル、アドビ、インテルは互いの従業員の引き抜きを行わないとの協定を結び、給与水準を低く抑えたとして集団訴訟を起こされ、今年春、計3億2400万ドルを支払うことで和解が成立している。

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